255部分:第十八話 遠く過ぎ去った過去その五
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前に現れたその場面をだ。王は今でも覚えているのだ。
そしてだ。王はその場面を言うのだった。
「私は。エルザの気持ちがわかる」
「そのオペラの」
「そうだ、よくわかるのだ」
こう言うのである。太陽王の部屋を見ながら。
「彼女の心がだ」
「自分を救いに来た騎士を見たその時の気持ちが」
「救い、そして愛」
言うのはその二つだった。
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