251部分:第十八話 遠く過ぎ去った過去その一
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帝国の」
「それになりますか」
「それだけではない」
それに留まらないというのだ。
「それが世界の者の心を清らかにするだろう」
「ドイツだけではない」
「世界もですか」
「あの方はそれをされるのだ」
プロイセンにいながらだ。バイエルンのその王をそこまで讃えていた。
そしてだ。さらにであった。
ビスマルクは王のことをだ。はっきりと話した。
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