暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica23とある少女の覚悟〜Dangerous Gambling〜
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――
照らし召せ
(
コード
)
、
汝の烈光
(
イオエル
)
――
展開された10枚のベルカ魔法陣から蒼く光り輝く龍が10頭出てきて、アリサさんとティアナさんに向かって大きな口を開けた。そしてルシルさんが「ジャッジメント!」って号令を下すと、光の龍が一斉に2人に向かった。
「ティアナ!」
「はいっ!
レールガン
(
パトリオット
)
から
ショットカノン
(
ラストオーダー
)
へと換装!」
ティアナさんの左脇下にあった銃口が1つしか無かった武器が銃口が3つある武器へと変わった。
「ワイドマルチプルロックオン・・・! クリアランスブレイカァァァァーーーーッ!」
ティアナさんの持つ全ての武器から一斉に、そして連続で攻撃が放たれて、雷の龍を迎撃した。耳を塞ぎたくなるほどの轟音と魔力爆発にわたし達は「きゃあ!」耳を塞いで叫んだ。ルシルさんは「ま、そんな攻撃方法もやっぱりあるよな」って驚きもしなかった。
「追加攻撃が来る前に仕留め・・・え?」
――
指し示せ
(
コード
)
、
汝の星図
(
ラティエル
)
――
「「きゃあああああ!?」」
砲撃よりいくらか細い光線が空から降り注いできて、アリサさんとティアナさんの至近に連続で着弾。2人はその衝撃で地面を転がった。空を見れば大きな魔力の円が展開されていて、いくつもの魔力球で星座を形作ってる。そんな魔力球が次々といろんな星座を形作りながら、地上へ向かって光線を連射する。
「俺の中級術式だけでその様だ。だからもう降参しろ。それとも上級術式で完全に撃墜されるまで足掻くか?」
「ふざけんじゃないわよ!」
「お兄ちゃんのため、お兄ちゃんのため、お兄ちゃんのため・・・!」
「そうか。なら墜とす、覚悟しろ」
ルシルさんがなんか悪役みたいな感じになっちゃってる中、アイリが「ちょこっと手伝おうかな」って足元にベルカ魔法陣を展開した。そして「ティアナを黙らせようか♪」って、腰の辺りに展開した白翼から取った羽根を両手の指に挟み込んだ。
「ラオム・ツー・ストッペン!」
アイリは羽根を空に投げ放った。軌道を目で追うと、ティアナさんからの射砲撃を妨げるために接近戦を選んだルシルさんと、「ちょっ、アンタって中遠距離が得意なんでしょうが!」って嫌がるアリサさんの上空へと弧を描いて向かってる。でもティアナさんに気付かれたっぽくて、銃口が3つある武器が空に向けられた。
「ブラストディセミネーター!」
3つの銃口から何十発っていう光弾が発射されて、アイリの羽根を一気に迎撃した。それを見たトリシュさんが「私が代わりましょう」って言って、弓形デバイス・“イゾルデ”を起動させる。右手の指5本に挟むように作った魔力矢4本を魔力の弦に番えた。
「元が1対2ですし、こちらも手を出しても
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