随筆三十二:事実は小説よりも奇なり!?
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七夏「♪」
心桜「・・・・・」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
七夏「♪」
心桜「・・・んー」
七夏「!? どしたの? ここちゃー?」
心桜「待ってんの!」
七夏「え!?」
心桜「つっちゃーがそれ読み終わるのを」
七夏「あ、待たなくてもいいよ☆ ここで栞です☆」
心桜「ま、こんな事は今に始まった訳じゃないけど、よくそんなに集中できるなぁ」
七夏「くすっ☆ 」
笹夜「こんにちは♪」
心桜「こんちはー! 笹夜先輩!」
七夏「笹夜先輩☆ いらっしゃいです☆」
笹夜「あら? 七夏ちゃん、それは『トラトラ』かしら♪」
七夏「はい☆」
心桜「トラトラトラァ!」
笹夜「きゃっ!」
七夏「ひゃっ☆」
心桜「・・・って、これ、前にもあったっけ? 『皇国ノ興廃、コノ一戦ニ在リ』」
七夏「えっと・・・」
笹夜「心桜さんのそれは?」
心桜「海これ、『海軍これくしょん』」
笹夜「トラトラとは異なるみたいですね」
心桜「トラ違い!」
七夏「くすっ☆ あ、笹夜先輩はもう読まれました?」
笹夜「ええ♪」
心桜「トラトラも漫画化されれば、読みやすくなるのにね」
笹夜「小説も少し慣れれば、世界をイメージ出来るようになると思います♪」
心桜「そうかなぁ。あたしもつっちゃーに薦められてトラトラ読んでるけど、絵が出てこない登場人物の顔とか、つっちゃーとは違う認識だったよ」
笹夜「それはそれで良いと思います♪」
心桜「え!?」
笹夜「その人の中で世界が出来ていれば♪」
心桜「そういうもんですか」
七夏「ここちゃーも後で読んでみます?」
心桜「先の展開が事実よりも奇なればね!」
七夏「それ、事実は小説よりも・・・です」
心桜「小説の方が奇なりでしょ!?」
笹夜「どうかしら?」
心桜「トラトラは、見た目も性格も真逆のヒロインが入れ替わる話! こんな事、現実ではあり得ない!」
七夏「え!?」
笹夜「えっと、それは心桜さんが作ったお話しかしら?」
心桜「あ、そうだったっけ?」
七夏「ふたりのヒロインさんは、入れ替わらないです☆」
心桜「先の事は分からないよ。今の所、トラトラは、主人公の女の子とライバルの女の子が、一人の男の子を奪い合う三角関係物なんだけどさ」
七夏「う、奪い合うって・・・」
笹夜「確かに先の事は分かりませんけど、ヒロインが入れ替わる未来だとすると、それまでのお話の流れを大きく変えてしまう事になりそうです」
心桜「ま、トラトラはともかく、他の小説で事実よりも奇なりなお話ってあるでしょ!?」
笹夜「ある程度、奇抜でなければ、面白味が無いのは確かですね」
七夏「私は奇抜でなくてもいいと思います☆」
心桜「事実の方が小説よりも奇なりな場合は−−−」
笹夜「小説のよ
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