機動戦士ガンダム
2196話
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す。
基本的に書類の類は政治班の方で片付けられるようになっているが、どうしても俺がチェックしたり、サインしたりといった真似をする必要がある書類もある。
俺がいない時は、俺の代理としてレモンが処理してるんだが……今は俺がいるので、俺にその書類が回ってくるのは当然だった。
まぁ、それでも大体の書類は政治班が片付けているから、俺に回ってくる書類の類はかなり少ないんだが。
それだけに、俺まで回ってくる書類は重要な内容が書かれているものが多く、適当に読み流すといった真似は出来ない。
「何々? ……へぇ」
俺が見た書類に書かれていたのは、クレイドルに放す予定の動物や植物の件。
まだクレイドルの自然環境を整え始めてから、そう時間は経っていない。
それだけに、動物や植物の類を放す順番というのは、意外と重要……らしい。
これはマクロス世界での専門家からの意見だが。
ともあれ、その件については量産型Wやメギロートを始めとした無人機が、文字通り昼夜を問わずやっている。
ハワイのHLV建設や、アプサラス計画の研究所の件といい、やっぱり便利だよな。
取りあえず放す動植物については問題ないとしてサインをし、次の書類に目を通す。
……は?
一瞬、今のが見間違いだったのではないかと視線を遠くに向け、改めて書類を見る。
だが、夢でも見間違いでもなかったらしく、書かれている内容は変わっていない。
そこに書かれているのは、ガトーがハワイに……正確にはアプサラス計画に参加したいとルナ・ジオン軍上層部に申請したという内容だった。
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