第34話:大地は続くよ、どこまでも!?
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。1回無造作に海にダイブしたと思ったら、口の中に大小合わせて10匹の魚が入っていました。
見た目がサバやアジのような魚でしたので、すぐに内臓を取り出し、塩を振って天日干しにしました。明日一日ほおって置けば立派な干物になるでしょう。
その後、夕食の準備をして、アルメリアさんが戻ってから一緒に夕食を取りました。
夕食後には、今日の結果を報告し合い、明日の予定を確認します。
僕の方は「アガベ・アスール・テキラーナ」の移植でどれだけの時間が掛かるか解りませんが、時間に余裕が有れば、「ケイアップル」の調査を行うつもりなので、一日がかりになるでしょう。
アルメリアさんも成果があった様で、書き写してきた植物の絵を見ながら、気が付いたことなどをノートに書いています。書き込みを行いながらいくつかの植物について教えてくれましたが、絵を見ると蘭の様な花があったり、変な形の食虫植物のもあったりで、面白くて結構ためになりました。いったい、今までにどれくらいの新種を発見したのでしょう。今度ゆっくり聞いてみたいものです。
翌日は朝から果樹園予定地の整地作業を行いました。
『ヴァルファーレ』に乗せて貰って予定地まで行くと、上空を旋回しながら魔法でゴーレムを作って、予定地から20メールの範囲内に生えている植物を全て取り除き、更地にしました。
取り除いた木の中から、大きめの木をより分けて、更地にした部分と廻りの森の境界線に等間隔で植えます。柵の代わりですが、どうしても間隔が開いてしまいますので、間に少し小さい木を植えることで隙間を無くし、簡単に獣が侵入しない様にしました。
もっともこれ位では力の強い幻獣などは排除できないので、境界線から5メール内側に鉄柵を練金で作ります。高さも2メールで強度はかなりの物にしましたから、簡単には入ってこられないでしょう。電気が有れば電流柵にしたい物ですね。
これで、外側の柵と内側の鉄柵の2重防壁となりました。この柵から内側15メールが果樹園と畑となります。
その後は、更地になった高台を綺麗に耕して、2メール間隔の線を浅く掘りました。「アガベ・アスール・テキラーナ」や「ケイアップル」を植える際の目安にします。
ゴーレムを使ったり、魔法を使ったりして、ここまでを午前中に終わらせる事ができました。
一旦昼食にベースキャンプまで戻り、昼食後は植え替え作業に係ります。
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Part−2:ボンバード伯爵領
『改革推進部』では、今日もみんな揃って仕事に精を出しています。
『改革推進部』の総指揮者であるアルバートが調査旅行に出て長期不在
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