245部分:第十七話 熱心に祈るあの男その九
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いのだ、全て」
王は寂しい顔を見せた。また遠い目になってだ。
「それもわかっているのだ」
「だからこそ。貴方は」
「それを癒す為にこの旅に出たのだがな」
「それでなのですが」
「それで?」
「貴方はその傷心の中で考えておられますね」
王にだ。こう問うたのである。
「そうですね」
「そうだ。私は一つの世界をこの世に、そしてドイツに表したい」
そうしたいとだ。王は騎士に対して本音を話した。
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