機動戦士ガンダム
2194話
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の3人は会話をする。
……まぁ、ミナトは陸戦艇の件を完全に諦めた訳でもないようだし……後でちょっと何かを考えてもいいのかもしれないな。
「あら、このティラミス美味しいわね。パスタだけじゃなくて、デザートも美味しいって話だったけど、予想以上だわ」
「本当。ちょっと他の世界では食べられないくらいの味よ」
パスタを食べ終えてデザートに入ると、そこからはミナトとエリナの口から歓声が上がる。
どうやら、この店はデザートとかも美味しい店として有名だったららしい。
実際にこうやって食べているところを見れば、嬉しそうにしているのは分かるし、美味そうに見えるけど。
ちなみに、現在テーブルの上にはアイスやティラミス、パフェ……それ以外にも、俺にとっては名前も分からないようなデザートが幾つも載っている。
これだけの量を食べきれるのか? という思いがあったが、食べきれなかったのは俺が食べるらしい。……まぁ、美味いデザートを食べられるんだから、俺にとっても嬉しいのは間違いないけどな。
そう思いつつ、俺はソフトクリームにスプーンを伸ばす。
それを口に運ぶと、濃厚な牛乳の味が口一杯に広がる。
デザートが美味い店として知られているだけはあるな。
「喜んで貰えましたか?」
ふと、そんな風に声を掛けられる。
声のした方に視線を向けると、そこにいたのは40代……いや、もっと若いか?
取りあえずそんな年代の男。
人好きのする笑みを浮かべて自分がこの店のシェフだと告げると、俺達に話し掛けてくる。
「アクセル代表が食べているソフトクリームの材料は、実はこのホワイトスターで絞られた牛乳から作られたものなんですよ。どうでしょう?」
「……もしかして、牧場からか?」
「はい。以前に比べると、餌の質も良くなったのか、かなり味が上がってますよ。このまま美味しくなれば、それこそ一流の店で使われてもおかしくないくらいに」
そう告げるシェフの言葉に、俺は少しだけ嬉しくなるのだった。
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