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転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2194話
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こっちにとって役に立つ人物となっている。
 そう考えると、そちらから手を回して……と、そういう風に考える事も、不可能ではないか?

「難しいの?」
「まぁ、正直なところ陸戦艇があればあったでいいとは思うけど、シャドウミラーの場合はニヴルヘイムがある以上、空中要塞として使う事も可能だし」

 ニヴルヘイムは、今のところ月の周回軌道に存在していて、月を守る為の機動要塞の1つとして活躍している。
 だが、システムXNを搭載している以上、使おうと思えばいつでも地球に持ってくる事が出来るのだ。
 まぁ、そうなるとシャドウミラーが転移技術という能力を持っているというのが、知られる事になるが。
 ただ、今はルナ・ジオンの幹部という限られた者達だけがホワイトスターに行ってるが、このまま時間が経てば、恐らく幹部以外の者もホワイトスターに行くようになり、場合によっては連邦軍やサイド6の中立派、ジオン公国の連中もホワイトスターに行く事になる筈だった。
 勿論すぐにそうなる訳ではないし、向こうに行くにしてもすぐに自由な行動を許されるという訳でもない。
 だが、それでも転移技術をいつまでも隠し通すのは無理だというのは、間違いない。
 そもそも、このUC世界以外では、シャドウミラーが転移技術を持っているというのは非常に有名な話だ。
 それこそ、軍事関係者、政治関係者ではなく、一般市民であってもちょっと情報に詳しい者であれば、知っていてもおかしくはない出来事だった。
 そうである以上、その辺りの情報を隠し通すのは無理だし、その情報が漏れるのはそう遠い話ではないだろう。

「うーん……ちょっと面白そうだと思ったんだけどな。けど、アクセルの様子を見る限りだと、ちょっと難しそうね」
「そうだな。最悪SEED世界でザフトからレセップス級を買い取るといった真似をする事も出来るけど……技術班が悪乗りしそうなんだよな」
「それは……そうね」

 俺の言葉に、ミナトも納得したように頷き、その隣ではエリナも同様に頷いていた。
 シャドウミラーに所属しているだけあって、当然のようにミナトとエリナの2人も、技術班の優秀な能力を知ってると同時に、問題児ぶりも理解している。
 レモンやマリューといった面々からも、その辺の事情は聞かされているのだろう。
 ましてや、場合によってはミナトがそれに乗る事になるのだから。
 幾ら色々な乗り物に乗るのを好むミナトでも、技術班が遠慮しないで作った機体に乗りたいかと言われれば……今のミナトを見る限りでは、とてもではないが乗りたいとは思わないのだろう。
 その気持ちは分かる……というのは、技術班が持つ技術を結集して作ったニーズヘッグに乗っている俺が言っても、説得力はないかもしれないが。
 ともあれ、そんな感じで俺とミナト、エリナ
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