Episode 1 Legend of the golden witch
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ない。
どうせ黄金郷に行けばみんな復活できるんだ。
だから戦人も……あ、痛!」
戦人「それ以上言うと殴るぞ。
な〜にが黄金郷だよ。
そんなの爺様が考え出した妄想の一つだろ。
真里亞。
いいか、よーく聞けよ。
人間てななあ死んだらそれまでなんだよ。
命ってのは一人に一つしかねえものなんだ。
だから大事にしなきゃあいけねえ。
それが自分のものであれ、他人のものであれだ。
俺は犯人の野郎を絶対許さねえ!
何が魔法だ!
何が魔女だ!
何がベアトリーチェだ!!
俺は必ず暴いてやるぜ。
魔女なんてふざけた仮面を被ったくそ野郎の素顔をきっちり拝んだ後に、一発ぶち込んでやる。
絶対だ!
これは絶対だ!」
真里亞「………」
譲治「ま、まあ戦人くん落ち着いて」
朱志香「そ、そうだぜ。
熱くなるのはいいけどよ。
冷静になんなきゃ見えるものも見えねえぜ。そ、そうだ。
黄金郷と言やあよ、あの爺様の碑文てありゃあ何なんだろうなあ。
本当にあれ解きゃあ黄金が見つかんのかな?
いや?
魔女が復活すんだっけ」
譲治「本編じゃあそれも謎の一つだったね。
お爺様が何を考えてあんな碑文を作らせたのか。
魔女復活の儀式の為か。
黄金の在処を指し示す為か。
右代宮家次期当主を選ぶ為か。
碑文そのものの謎解きと合わせて、これも大きな謎だね」
戦人「ふう…
わりい、ちょっと熱くなりすぎた。
碑文、か。
そういやあ犯人の野郎もわざわざ碑文を解いてみろ、とかって挑発してきやがってたよなあ。
まあ本編の方のお茶会でも言ってたけど、みんな無視してたけどな」
朱志香「碑文の謎を解け。
それが出来たらこの殺人を止める、か。
あれって何の意味があったんだろうな。
こういう言い方もなんだけどよ。
人を殺すってことはそれ相応の理由があるからやるんだろ?
それなのにあんな爺様の気紛れで作らせた碑文の謎なんか解いたら止めてやるって、何だよそれ。
わけ分っかんねえぜ」
譲治「理由、理由か。
まだ一話目だから仕方ないとはいえ、分からない事だらけだね。
魔女が誰なのか。
どうやってあれだけの殺人を行ったのか。
そもそも何故殺すのか。
本当に魔法なんてあるのか。
お爺様との関係。
碑文との関係。
右代宮の隠し黄金の実在。
これから話が進めばまだまだ謎が増えるんだろうしね」
戦人「フーダニット。
ハウダニット。
ホワイダニット。
誰が、どうやって、何故行った、だな。
へっ!
任せときな!
次の話が始まりゃあ俺が一気に解決してやるぜ!」
朱志香「戦人に任せてちゃあ、解決出来る事件も迷宮入りしそうだけどな。
それに蒸し返すようだけどよ、この話って本当にまともに推理出来んのか
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