2部 ジュエルシード事件
1章 怪しい館にはご用心
作戦会議?
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った。
あ、思い出した
「一応案はあるんだが」
「な、なに?」
「リスティがここに来てくれる可能性がある」
「誰よその人?」
「もしかしてさざなみ寮の人かな」
「そう、その人」
「だから誰よ」
「警察関係者の方で、この間の花見であった神崎の大家の娘さんだな」
「動くのも得策じゃないわよね、助けが来るのを待ってるの?」
「それも良い案だと思うんだが」
「そうね」
「綾君、それどれぐらい前に呼んだの?」
「多分だが、3.4時間ぐらいは立ってるような気はするんだが」
俺は時計を見ると、時計が狂っていた。
仕方がないのでスマホの時間を見ると信じられない時間だった。
「聞くが今何時だ?」
「16時よ」
「私も」
「俺もそうだな」
「どうしたのよ?」
「綾君と話してる時間30分ぐらいだよね」
「あぁ話している時間はな」
「あたしたちがあんたを見つけたのが多分15時30分ぐらいだから、時間はあってるじゃない」
「え?」
すずかは気づいたか?
「どうしたのよすずか?」
「よく考えたらおかしいよアリサちゃん」
「話してる時間でしょ、そして私たちは綾を見かけて道を挟んでいたから少し遅れてここに来たから、
正確には30分じゃないかもしれないけれど、約それぐらいで合ってるじゃない」
「アリサちゃん、私たちはね、綾君は、どう動いてたの?」
「ここに入って・・・あれ?、おかしいわ、綾あんた?」
「そう言う事だ、ちなみに俺は門にはすぐに入ったが、この館に来る前の街路樹も見ながら入ったから、
本来ならアリサたちがここの門に到着する時間と俺が門につく時間が同じぐらいか、到着してない時間になる
そうなるとお前らは俺を呼んでたんじゃないか?」
「ええ」
「俺は先ほども言った通り1階の部屋は全て探索してるし、呪文も結構使用している
先ほどすずかに言ったように3.4時間は立っててもおかしくない時間になる」
「なんなのよ。この館は?」
「残念ながら俺にもわからん」
「実際にこの時間が本当だとしたら、綾君が読んだ援軍は?」
「体感時間でいいなら24時間ぐらいだな、時計時間は3時間ぐらいか、速ければ約8時間」
「まずいわね」
「まったくだ、仕方がないやはりみんなで行くとするか?」
「ええ」
「うん」
久遠はすぐさま言われた通り警察署に向かった。
「どうしたんだい、久遠」
「くぅ〜ん」
「那美もまだ学校だろう、ん?首のあたりに手紙?ごめんな、久遠」
リスティはその首に巻かれた手紙を読んだ。
「15:
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