暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスコアガール 前世がゲームオタクの俺がラブコメを展開するのは間違っている件
灰皿ソニックは基本的に敵に当たらない
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シュールなエンディングだなと思う……これロシア大統領に怒られないのかな?
「相変わらず上手いな。対人でもCPU戦もそつなくこなすな大野」
「……(むふ〜)」
自慢気な表情の大野。大野はじゃべりはしないが、感情表現だけは豊で、大野の表情で現状の機嫌や何を言いたいことはここ最近になってわかった。学校だと基本的に俺を無視する大野も、ゲーセンや筐体が置いてある駄菓子屋だと感情表現で俺と接してくれるんだよな。
「そういや聞きそびれたんだけど、お前の家ってハード何もってるの?王道でスーファミ?アーケード好きだからPCエンジンとかか?」
「……(フルフル)」
「え、持ってないの?」
「……(こくこく)」
「あ……その悪いこと聞いたな」
なるほど。だからゲーセンや駄菓子屋で一人遊びに没頭しているのか。ゲームは好きでも家の方針で家庭用ゲーム機を購入させてもらえないのか……。家の稽古で自由がない鬱憤をゲーセンで晴らしているわけか
「よし!」
「……?」
「大野。俺の家で家庭用ゲームやらねえか?お前さえよければだけど」
「!?」
大野は驚いた表情だ。その瞬間に目を光らせた表情に変わった。
「直ぐもやりたいって面だな。家庭用ゲーム機の性能はゲーセンに劣るけど、それでも数多くの名作がいっぱいあるんだぜ。来るか?」
「……(こくこく!)」
スゲー嬉しそうだな……今までゲーセンでしかゲームをプレイ出来なかったから家庭でやるゲームに興味が満々なんだろうな。大野の今の表情を見ると前世の俺を思い出すな……初めて家庭用ゲーム機をプレイしたときは凄い感動を覚えたもんな。
ーーー。
「ハルオがこんな可愛い子を家に招待するなんて、お母さん凄く感動だわ!」
「大げさだろおふくろ」
家に帰ってそうそうに大野を家に連れてきた事におふくろが凄く感動していた。前世でもそうだけど、母親ってなんか女子を家に招待すると凄くテンションがあがるんだよな。
「ハルオがせっかく可愛い子を家に招待したんだからおもてなししなくちゃ」
「いいからあっち行ってくれよ」
大野もどう反応していいか困ってんぞ。おふくろはそんな俺を無視して台所のほうに向かった。
「まあ、いいか。俺の部屋は二階だからついてこいよ」
「……(こくこく)」
大野を俺の部屋に入れる。そして大野のお目当ての家庭用ゲーム機を大野の前に並べた。
「見ろ。これが家庭用ゲーム機だ。これがファミリーコンピューターで通称ファミコン。こっちにあんのがアーケードの移植が多いPCエンジンだ」
おうおう大野も表情がキラキラしていてるな。
「大野。まずはFCからやってみろよ。FCは任天堂が開発した家庭用ゲーム機
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