2部 ジュエルシード事件
1章 怪しい館にはご用心
館に潜入、そしてお約束のトラブル
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えるらしい
そして思念波と言ったテレパスもできるって言ってたのだが、連絡なし
≪綾様、遮断されてます≫
≪ジーザス≫
俺は手に顔を乗せ少し座り込んだ!
「ど・・どうしたのよ」
「もしかして開かないとか?」
「はっ当たりだすずか、アリサ、すずか今日は誰もいないのか?」
「そうよ、今日は塾もないから、このまますずかの家に行ってあんたのお見舞いをしようって話になったから」
「私もいないよ」
「これを困ったと思うべきかよかったと思うべきか」
多分誰もが入ることが出来るんだろう、でも出られないということなんだろう
多分呪いだけなら俺の呪文でどうにかできると思う。
ネックはジュエルシード。これが増加の役目を起こしているのかもしれない。
「一応きくが、ここで大人しく待ってるという選択肢は」
「あんたも大人しく救援を待つのなら待つけれど」
「綾君は、探索するんだよね」
「誰もここに来たとわからないしな、脱出できるかもしれないのなら探索するしかないだろう。
一応、あっちには朽ち果てたベッドはあるが、多分寝れるぞ」
「嫌よ!」
「私も遠慮したいかな」
「なら、俺も実際には何が起きてるのかわからん、おいておいても何か起きるかわからんし、一緒に行くか?」
「「うん」」
「願いは一つだ、俺の言う事は絶対に守る事」
「「うん」」
「間違っても、あの捕まった時みたいに勝手に動くな良いな、下手したら命に係わるし、
多分あの時より状況は悪い!」
「なんでよ」
「よく考えろ、俺の力をもってしても扉が開かない、情報がない、先ほどテレパシーで助けを呼んだが返事がない。言ってみれば隔離された場所だ。誰が助けに来ると思う?」
すずかもアリサも少し青白い顔で見てきた。
希望的なことを言っても仕方がない。
「わかったわよ、約束は守るわ」
「うん」
「その代わり、命は護ってやる。安心しろ」
「あんたの命も護るのよ」
「あぁ」
気丈な女たちだ!
こんな雰囲気の場所で閉じ込められたら恐怖でパニクっても仕方ないのに
理性的に話が出来る。
大人よりも頼もしい
「何でもいいここの情報を知っているか?」
まず俺は、この館の情報をこの土地の住人であり名家の二人に聞いた。
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