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ヘタリア学園
第七千三百二十六話  その旗を掲げたので

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第七千三百二十六話  その旗を掲げたので
 スペインが自分の文化紹介コーナーを飾っていました、今回文化祭の実行委員なのでいつも以上に力を入れています。
 ですが旭日旗をサッカークラブの人が飾ると。
「そんなもの飾るなニダ!」
「戦犯旗ニダ!」
「うわ、委員長のとこからもう来たわ」
 スペインは抗議の電話の嵐にうんざりとなりました。
「今学校の外で揉めててか」
「あっ、旭日旗飾ったんだ兄ちゃん」
 イタリアがそのスペインに言いました。
「そうしたらだね」
「ああ、早速な」
「抗議の嵐なんだ」
「どないしよか」
 かなり困ったお顔になって言うスペインでした。
「この事態は」
「観艦式で揉めてる最中だしね」
「文化祭の時も抗議してくるか?」
「そんなの構う国じゃないじゃないからね」
 イタリアも文化祭の準備をしつつ言うのでした、只でさえ忙しい時に抗議への対応に頭を抱えているスペインを見て。


第七千三百二十六話   完


                  2018・10・8
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