暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica22鬼神〜MIYABI〜
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ざ次の行動に移る手間が掛かる方法を選んだのか、ちょっと気になる。

「ま、今はどうでも良いよね!」

――真紅の両翼――

両足を魔力で強化しての超ジャンプ、背中から真紅に輝く魔力の翼を展開。上空から立ち上がり途中のミヤビへと剣状魔力砲撃の「光牙烈閃刃!」を放った。ミヤビは強烈な脚力を以って地を蹴り、すぐにわたしの砲撃の効果範囲から離脱した。

「カートリッジロード!」

刀身の峰側の付け根にあるコッキングカバーが上にスライド。装弾数5発の回転式シリンダーがガコンと回った後にカバーが閉じる。カートリッジに込められた魔力が、わたしの魔力出力を爆発的に強化してくれる。

「はあああああああッ!」

――光牙烈閃連刃――

「・・・っ!」

連続で放った砲撃は地面にクレーターを作りながら着弾し続け、ミヤビは魔力爆発や飛来する破片の中を駆けて回避し続ける。ミヤビに中遠距離攻撃が無いのが幸いよね。騎士なのに、あなたが憧れてくれてる隊長なのに、こんな汚い戦い方をしてごめんね。

――風鬼降臨――

(でも気を付けることはある。ルミナの高速移動魔法・ ゲシュヴィント・フォーアシュトゥースを教わって習得した、鉄兵風馳はかなり厄介なのよね)

――鉄兵風馳――

「っ・・・!」

なんて考えてたら、ミヤビが早速使ってきた。その姿を一瞬見失ってしまって、すぐに15mほど上空に居るわたしの元へと突っ込んできた。すぐに「烈閃刃!」を放つけど、魔法陣を足場として使って空中で方向転換するっていう、陸戦ベルカ騎士がよく使う手段をミヤビも用いて、わたしの砲撃を回避した。

――法陣結界――

わたしが以前教えた、複数の魔法陣を空中に展開することで、飛行魔法が使えなくても空中での高機動戦が行える手段・法陣結界を発動した。わたしの最大展開数32枚よりかは少ない12枚だけど、今のミヤビの速度を捉えきれないわたしには十分な数だ。

(ルミナ直伝だからな〜。直線での加速力は、ルシルの空戦形態以上だから・・・)

――鉄兵風馳――

でも法陣結界には欠点もあるって教えたよね、ミヤビ。わたしに突っ込んできたミヤビが繰り出すのは「風牙裂千 空帝 剛嵐拳!」っていう、ドリル状に渦巻かせてる風を纏った拳打。名前から判るとおり、ルシルの複製近接魔法を基にしたものだ。そして対砲撃技でもある。あのドリル状の風が砲撃の魔力を拡散させちゃうのだ。ホント厄介な魔法を教えたよねルシル。

「っの・・・!」

両翼を羽ばたかせて横に移動することでミヤビの一撃を躱しきる。頭上へと通り過ぎてくミヤビがさらなる魔法陣の足場を展開するより早く、両翼を羽ばたかせて急上昇。

「おおおおおおおッ!」

――風牙裂千 空帝 剛嵐脚――

「はあ
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