暁 〜小説投稿サイト〜
永遠の謎
216部分:第十五話 労いの言葉をその六
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
それでいいとだ。王は微笑んで言葉を返したのだった。
「私は嘘は嫌いだ」
「左様ですか」
「嘘は。人の心を蝕む」
 嘘については。嫌悪ではなくだ。悲しみを見せる。だが今はそのことはこれで終わらせてである。王はさらに話をするのであった。
「それでだが」
「その戦争のことですね」
「そうだ。この戦争のことはわかっていた」
 そうだというのである。
「プロイセンが勝つのだ」
「短期にですね」
「しかしオーストリアは多くを失わない」
 それはないというのである。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ