第七千三百二十三話 強引に決定
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第七千三百二十三話 強引に決定
校舎の一階を丸々自分の文化のコーナーにしようと言うアメリカと中国ですが日本も参戦してきました。
「お二人のお考えいいですね」
「日本御前もかよ」
「一階丸々占拠するつもりかよ」
「私の古今の文化を紹介させて頂くとなると」
それこそというのです。
「やはりそれだけ必要かと思いますので」
「うちの学園は校舎も幾つもあるからいいじゃないか」
「そのうちの一階あるぞ」
またアメリカと中国が言ってきました。
「他にインドやブラジルもいいと言うと思うあるぞ」
「じゃあそれでいいな」
「っていうかそのインドが来たぞ」
「呼んでねえのに来たな」
イギリスとフランスはインドも来たのを見てうわ、というお顔になりました。
「くそっ、じゃあ御前等五国は特別だ」
「校舎の一階使っていいからな」
「有り難うございます、ではクールジャパンをお楽しみ下さい」
微笑んで言う日本でした、かくしてやたら大きくて目立つ国々は強引に文化祭のスペースを奪取しました。
第七千三百二十三話 完
2018・10・7
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