納得いかない事がある。それがこの国だ!
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下。
「作ったのは陛下でも、歌い広めようとしてるのは閣下でしょ!」
「そ、そうだが……で、でもこれで俺の気持ちが解るだろ!」
その為にこんな歌を広めようと言うのだろうか?
「でも陛下は、この歌が誰を表しているのか明確にしてないじゃない。でも閣下はそんな事に関係なく、歌を広めようとしてるじゃないですか! やっぱ最低」
歌の内容が酷い所為か、それを伝えた宰相への批難が止まらない。
「やっぱ納得いかねー!」
「閣下が頬を膨らましても、全然可愛くありませんから。それはリュリュ様の専売特許ではありませんか?」
不愉快さがぶり返した宰相閣下は、両頬を膨らませふて腐れる。まるでリュリュ姫のように……
果たして宰相閣下に幸せは訪れるだろうか?
それは誰にも解らない……なんせこの国はグランバニアなのだから。
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