211部分:第十五話 労いの言葉をその一
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御心を救えない」
叔父である彼にもだ。完全にはというのだ。
「見守るだけしか。それだけしかできない」
「しかし何とかしなければならない」
「そうなのですね」
「その通りだ。そしてこの戦争だが」
今の戦争についてもだ。話されるのだった。
「我が国は確かにプロイセンへの反感が強い」
「それも非常にです」
「どうしようもないまでにです」
これはだ。そのままドイツの南北の対立、そしてプロテスタントとカトリックのだ。実に根深い対立がそこには存在しているのである。
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