暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
10部 地球
3章 風都
地球(ほし)の本棚
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と思ったんだけどね、あったのも何かの縁だし、ついでにね
フィリップ君は?」
そう言った瞬間カーテンの奥から一人の少年が本を片手に持って出てきた。
「久しぶりだね綾ちゃん」
「ご無沙汰、今日はフィリップ君の力を借りたいんだけど」
「綾ちゃんが調べきれないなんて珍しいね」
「流石に断片的しかなくてね、きっかけがほしい」
「了解だ、その代わり」
「良いものを教えてあげるよ」
「了解だ検索をしよう」
「綾ちゃん検索って、検索なら綾ちゃんでも」
「フィリップ君のは特別なんだ」
「綾ちゃんの身内だ!言っても構わないよ」
「なのは、無限書庫って知ってる?」
「ユーノ君が働いてる無限書庫?」
「そう、次元世界であそこで調べれないものはないって言われてる無限書庫」
「綾ちゃんより詳しいよ」
「だよね、フィリップ君は地球版の無限書庫を検索することが出来るの、
確か名前は
地球
(
ほし
)
の本棚」
「はしょったね、キーワードを教えてくれるかい」
「一つネスツ,KOF、草薙京、クローン」
「135件ヒットがある、もう少し何か無いかい?」
「ミッドチルダ」
「25件ヒット」
「私、南條綾」
「ビンゴ、でたよ、今から読むよ」
「困ったことになったね」
「どうしたの?」
「半分しかわからない」
「やっぱり」
「フィリップ君でもわからないの?」
「綾ちゃん、君はわかってたね」
亜希子さんは驚いていたがフィリップが言う通り俺はわかってはいた。
全部はわからないと・・・
なぜならあくまでも地球の記憶だからだ、起きているのは次元世界
全部わからないのも当然
「彼らの目的は綾君の能力をすべてコピーすること、それが目的で地球のネスツに協力要請をしたみたいだ。見返りは次元世界の技術提供
君が行方不明になった事件もこの組織が関わってるよ」
「組織名は?」
「ブガッティヴェイロン
残念ながら名前しかわからなかった
でも興味深いことがわかったよ」
「何?」
「エトランゼっていうのかい
君と同じブラックボックスになっている人の名称は?」
「さぁ、昔ゼロからそう聞いた記憶はあるかも」
ゼロと戦った時、確かにそう言っていた。
「それだよ貴様達
転生者によって原作無視した行動により
むちゃくちゃになった世界は多数あり
貴様は違うかもしれないが・・・
イレギュラーも多少おきている
歴史を変えるな
エトランゼ(異邦者)」
確かにそう言った記憶がある
俺は当時のあの時のゼロの言葉を思い出した。
「本拠地はそちらの世界みたいだね」
「ありがとう。結
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