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なんか異世界に勇者として召喚されたけどこのメンバーなら余裕
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婚?」

「政略結婚でもありますが、恋愛結婚ですよ。種族の違いから手を出しづらかったのですが、結納品の量と質で旦那の力量を測るテストを行っていただけたので、本気を出しました」

「そうか、大事にしてやれよ。おっちゃん、女の子たちに無理矢理襲われて、薬を使われて子供を作られてしまってるから」

「いやいや、襲われるって何をしてるんですか!!」

「イッセー君。アラフォーのおっちゃんが十代の女の子を受け入れれるはずがないだろう?最初は真面目に断っていた。次に露骨に誘惑され始めたから仕事を理由に全国を逃げ回ったが、仕事はいずれ終わる。次の仕事に取り掛かるまでの準備期間に薬を盛られて自由を奪われ複数人に襲われる。こんなおっちゃんに群れないで、同年代の方に行けと言ったら、頼りないの一言でばっさりと切られやがって。おっちゃん、逃走中に召喚されたんだからな」

「子供は放ったらかしかよ」

「子供に会いに行ったら捕まって監禁されて搾り取られたことがあったからな。迂闊に近づけん。養育費とか誕生日とかクリスマスのプレゼントを送ることしか出来ないんだぞ!!しかも、判明してる子供だけに!!」

「判明してる子供ってどういうことなんですか?」

「基本的に意識を奪われてるからな。何人と関係を持ったのかすら分からん。だから、子供が出来ていたとしても向こうが黙っていたら分からないんだよ。お前らにオレの気持ちがわかるか?多少の交友がある奴がシングルだと高確率で自分の子供の可能性があるんだぞ?隠居したいのに組織がボロボロで再建するのに必死になってるといつの間にか囲まれてるんだぞ?おっちゃんにどうしろと言うんだ!!」

「何故そうなるまで放っておいた」

「何処かの四大魔王達がまともな政治をしてなかったせい」

心当たりがあるのかリアンとイッセーが顔をそらした。

「そういう文句を言うリアン、お前はどうなんだ?」

「オレはちゃんと結婚してるぞ。オレは鬼籍に入ってるけどな。暗部としてやっていくには死んでいる方が都合がいいからな」

「それは嫁さんは納得してるのか」

「思いっきり怒られた。何故相談や連絡がなく、いきなり死んだふりなんてするんだと。慰めるのに目茶苦茶苦労した」

「政略結婚か」

「そうでもあるが、恋愛結婚だ。お互い不器用だが妻ばかりに苦労させている不甲斐ない男だ。告白も妻からだったな」

「ええい、普通の恋愛をやってるのはいないのか!?」

「オレは完全に尻に敷かれてるが普通の恋愛で結婚してるぞ。子供はまだだけど」

「イッセーか。ちなみに出会いは?」

「世論に散々振り舞わされて寂しい人生を送っていたところに出会って、そのままころっと絆された。ロリコン呼ばわりされてるが後悔はない。そろそろ本
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