なんか異世界に勇者として召喚されたけどこのメンバーなら余裕
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可能性も拭いきれない」
「じゃあ、ミスキラにはオレが向かうから十束はこっちを頼む。あと、ジャックの護衛に一人くれ」
「ならば私が行こう。武装錬金は小回りが利くし、絡めてもある」
「ウルティアはオレがメインで行こう。これでも元シーフだ。捜査なんかはお手の物だ。イッセーもどうだ?」
「勇者の遺産ってのが気になるからそっちに行こうかな。残してあるってことはある程度の条件さえ揃えば使える道具のはずだろう?試してみたくなるのが男の子だろう」
「ゼオンと九十九はどうする」
「ガルバリアスに行こう。殲滅戦は得意中の得意だ」
「あまり手を出すつもりはないが、ガルバリアスで待機しておく」
「おっちゃんはどうせ筋肉痛で寝込む可能性が高いからこの国でお留守番だな。とりあえず結界だけは敷いておくけど」
まとめると、ミスキラに僕とリアンさんと衛さんが疫病と魔族を処理しに、ウルティアにジンさんとイッセーさんが遺産の回収と魔族の処理に、ガルバリアスにはゼオンさんと九十九さんが抑えに、詩樹さんと十束さんがここに残って何かを処理する。
「話を聞いていなかったのか。もう人類は終わりなんだ!!」
「勝手に終わりだと思ってろ。こっち側の最低限の知識と技術のすり合わせをやるぞ。提供できる技術は全部出せ。こっちも提供できる分を全部出してやる」
そんなに提供できる技術はないけど、とりあえず医療術を見てもらおう。本当に解析できれば良いんだけど。
ゼオンと九十九は知識は多いが、意外と強引な術式を使いまくっていたのでそれらを修正して全員に共有する。それよりもリアンと十束とジンの技術が凄いな。完成された技術だが、全く異なる文化の香りがする。こいつら、異世界から転生した口だな。術式が綺麗すぎるから簡単にわかる。
問題はジャックの術式だ。これは本当に魂に刻まれた法則とでも言えばいいか。他人には絶対にできない技術だった。なんというか、こう、特定の人物がこういう行動を取れば結果はこうなると世界に定められていると言うのが一番正確だろう。逆に言えばこれは専用術式の開発に役立つということだ。気長に研究しよう。
「よし、こんなところだな。九十九がバッテリーを作れて助かった。おかげでプリンターが使える」
「ガキの頃に手慰みに作った物だ」
「それでも助かった。この分厚さを写本なんて絶対やりたくないからな」
「これだけの内容の魔導書が手に入ったとなれば契約の代償にも問題がないほどだな」
「呪術を新しい角度から見るとは考えても見なかったこと。これがあれば新たな領域への足がかりになる。これがあれば妻も子供たちも路頭に迷わせることはないな」
「おっ、十束は子持ちか。嫁さんとは恋愛結
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