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東方果実鎧『紅』
3.無頼と
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斬撃が放たれる。

 

「「「ハァア!」」」

 エネルギー同士の衝撃は爆発を起こし、空気を震わせ、その衝撃が三人を叩いた。
 煙が立ち上り、周りが見えない。
 相手を確認できない。
 だが、相手は倒れていない。俺の勘がそう囁いた。
 気づけばもう駆け出しカッティングブレードを下ろしていた。




『ソイヤッ!』
『ミラクルスカッシュ!』



「セイッハァーーーーー!」
 高エネルギーを纏った跳び蹴りが二人を直撃する。
 再び煙が立ち上り、今度こそ立っていたのは一人だけだった。


 あんな爆発してたけど大丈夫かな?
 一応手加減したんだけどなぁ。
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