199部分:第十三話 命を捨ててもその十一
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「人々が眠りそれが訪れるのですね」
「それが夜だ。昼の世界は醜い」
悲しさに加えて。嫌悪もその顔に浮かべた。
「人々が噂をする。そしてその噂を元に企む」
「それがお嫌なのですか」
「私も。見る」
他ならぬだ。王もだというのだ。
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