1部 稀有な人生の始まり
2章 妖狐
魔窟 さざなみ女子寮〜朝の惨事電話
[1/3]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
なんだかんだと朝になって寮生全員と挨拶したのだが、ここは山の中腹に位置する場所で全員女性だ。朝の支度で忙しくご飯を食べさっそうっと出ていってしまった。神咲は眠たそうに学校に行った。何度も謝れたんだが、どうでもいい。俺も神咲は騙されてると思ってたし、久遠ともども騙せやすそうだし、特に神咲は人が良すぎる。当然神咲が何かあったら、久遠と仲がいいなのはが悲しむ。
そうするとアリサとすずかも落ち込む。俺がその場にいたと知ったら俺に何か言ってくる可能性がある。特にアリサが、そんなのはパスしたかった。
大人たちに交じってゆっくりご飯を食べていたらここのご飯めちゃ美味しい
「耕助、これめちゃ上手い。お代わり」
ここの家同じ苗字が多すぎるから名前で良いと言われた。
槙原で3人
管理人の耕助、奥さんでオーナーさんの愛さん、娘の義娘らしいがリスティ
二村で姉で漫画家の真雪、たまに帰省するけれど知佳さん
知佳さんは耕助と義兄弟らしい。詳しくは聞かなかったが・・・
神咲は那美しかいないのだが、以前此処で暮らしていたやつが姉がいるらしい。
こちらも義理の姉らしい
「喜んでもらえて何よりだ!」
「こういっちゃ悪いが管理人じゃなく、自分の店持てるんじゃないか?」
周囲が笑い出した。
「ごめんね笑って、お兄ちゃんの実家有名なレストランなの」
「なるほどね」
扉が開いたから観てみると、気のせいだと思った。なぜなら忍がファンになっている天使のソプラノのSEENAのそっくりさんがいる。
「なんや騒がしいと思ったら、お客さん?」
「あぁゆうひおはよう」
「おはようさんや耕助君、誰?」
「あんた誰?人の名前を聞きたいなら自分からって言われなかったか?まったく・・・」
「それもそうや、うちは椎名 ゆうひと言います」
「ふ〜ん 名前まで似てるのかSEENAに、いっか、俺は南條 綾、一応よろしく」
「嬉しいわ!こんな小さな子までうちの事を知ってるなんて」
「小さな子って言うな、あんたの事は知らんが天使のソプラノの事は見たことある」
「だからうれしいんやで」
「だから・・・もしかして本人か」
「そうや、本名椎名 ゆうひ芸名がSEENAや」
「もっとおしとやかな人だと思った。天使のソプラノっていうぐらいだし」
周囲が笑い出してしまった。
「みんなひどいやん」
「それはゆうひが悪いと思うぞ、関西人だからお笑い担当だし」
「知佳ちゃん、あんたのお兄ちゃんが家の事イジメるんやで〜」
「漫才はいいから、初めて会った人にお願いをするのは引けるんだが、お願いしても良いか?」
「うちに?」
「うちの家主の娘さんがな、あんたの超ファンなん
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ