宿命の戦いへ
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でなく、彼らの命もあずかっていることになる。
負けられない戦いだった。
斥候の兵士が、こちらに駆けてくるのが見えた。
彼は私達の前に跪くと、顔を上げて言った。
「報告します。ヴィレント・クローティスの部隊を発見しました!」
遂に来た。
それは、主力部隊の大隊長にも伝えられる。
兄の部隊を迎え撃つのと、主力同士の戦いは、同時でなければ意味がない。
私は立ち上がり、斥候の案内に続いた。
「いくぞ。全員、チェントの後に続け!」
部隊に指示を出すのは、ネモの役目だ。
私がどれだけ強かろうと、軍の指揮経験はないからだ。
いよいよ、作戦が始まった。
私は、覚悟を決めて進んだ。
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