機動戦士ガンダム
2184話
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までもゴップ個人としてであって、連邦軍の大将という立場からの話ではないのだが。
「そうですわね。それは否定しません。ですが、同時にジオン公国はルナ・ジオンにとって商売相手でもあるという……かなり複雑な関係ですね」
「ふむ、敵対国でありながら、商売相手でもあるか。それはかなり複雑な関係であるのは間違いないな」
焼きたて……という程ではないが、それでもまだ焼き上がってから時間が経っておらず、冷めていないピザを食べながらゴップが頷く。
やはり先程の一言はブラフだったのか、ゴップの様子は最初のものに戻っていた。
うんまぁ、俺が把握している限りのゴップの性格を考えても、それは当然の結果なのか。
「では、1つ聞きたい。ルナ・ジオンがジオン公国に資源を売っているというのであれば、それは連邦に売っても構わないと、そういう事かな?」
「どうでしょうね。ジオン公国に売っているのは、先程も言いましたが色々と理由があっての事です。その辺りの考えを抜きにして、その上で連邦にも資源を売るというのは……正直なところ、私からは何とも言えません」
「……アクセル代表は、その辺をどう思ってるのか聞いてみても?」
「ん? 俺か? まぁ、そうだな。資源の量そのものは問題ない。それこそ、俺達シャドウミラーにしてみれば、大抵の資源は無限に作り出せるんだし」
そう言った俺の言葉に、ゴップの顔が引きつる。
まぁ、無限に資源を作り出せると聞けば、それも無理はないか。
もっとも、実際には原材料となる何か……代表的なところでは、スペースデブリやBETAの死骸、企業から出る産業廃棄物といったような、様々な物が必要となるのだが。
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