191部分:第十三話 命を捨ててもその三
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すか」
「避けるべきだと」
「そう仰るのですか」
「それだけは避けなくてはならない」
穏やかであった。しかしだ。
そこには断固たる決意があった。王が殆ど誰にも見せたことのない、断固たる決意をだ。ここで周囲に対して見せたのである。
「皇帝が誕生しようとも。王は王でなければならないのだ」
「では一体」
「どうされるのでしょうか」
「だからだ。王は王であるのだ」
こう言うのだった。
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