第1話
[2]次話
ここはラルースシティの一軒家
「ハルキ、準備できたかい?」
「はーい!」
父にかわいく(?)返事をしながら俺は内心苦笑いをしていた。
何故、苦笑いをしているかというと本来の俺はすでに20歳を超えているはずだったからだ。
本来ならば「はーい!」などと返事をするような年齢ではない。
本来ならば・・・・大事なことなので2回言う
ことは2週間前のことだった。
仕事の帰りに自宅に戻り就寝した筈が目を覚ませば知らない天井と知らない男女の顔が思いっきりアップで写っていた。
女性の方は目が潤んでいた。そしてかなり心配された。
それとは対照的に俺は混乱しており頭の思考がストップした状態である。
完全に止まってしまった状態の俺に両親(?)はかなり心配し今にでも病院に連れていきそうな雰囲気を出し始めたので慌てて疲れたといい一人にさせてもらった。
改めてベットの上で天井を見ながら思考を再開させる。あの男女はおそらく両親になるのだろう。
1人になってあたりを見渡す。目に写ったものは赤と白のボール。モンスターボールだ。
どうやらポケットモンスターの世界に転生してしまったようだ
普通ならありえない現象だがこれはまぎれもなく現実だ
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