第六話 舞踏会
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ら』っと、書かれていた。
「…アルマロス。」
アルマロスは、崇められることを望んではいなかった。
ただ人間が好きだったから、人間になろうとした。
だがその願いは、禁忌で。
彼は許されなかった。
そんな彼にとってルイズは、死の淵から救ってくれた、恩人なのだ。
ルイズに従うのも、全部、彼女を純粋に想うから。
ルイズの目に涙が再び込み上げてきた。
「ごめんなさい…。」
ノートを抱えて、ルイズは泣いた。
泣き止んだ後、部屋の外にいたアルマロスに声をかけ、アルマロスを部屋に入れた。
「ねえ、アルマロス。」
「フォン?」
「また踊ってくれる? 私と一緒に。」
そう聞くと、アルマロスは、微笑んで頷いた。
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