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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica21約束〜Oath〜
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ず当たらせてもらえないか、と」

「ノーヴェさん、敬語は結構ですわ」

「オレも。オレの方が年下だろうし。・・・で、その相談っていうことなら、そういう外試合的なやつが好きな連中に心当たりがあるんで、連絡先を教えておくっスよ」

「私の知り合いにも、そういった異種格闘のスパーリングを好む者を知っていますわ。こちらが連絡先ですわ」

「ありがとうござ――ありがとう、恩に着るよ!」

「ヴィクターさん、番長さん、ありがとうございます!」

ノーヴェとアインハルトさんが頭を下げてお礼を述べたけど、番長は「今回の授業の料金っつうことで♪」って笑って、ヴィクターさんも「そういうことですわ」って微笑んで見せた。ノーヴェとの連絡先の交換を終えたヴィクターさんが「そういえば・・・」ってアインハルトさんを見た。

「アインハルト。あなたは、覇王流が最強であることを世界に示したい、ということでしたわね。・・・ではジーク、ジークリンデ・エレミアとも拳を交えるつもりだったのでしょ?」

ジークリンデ・エレミア選手。出場は過去3回。そのうち1回で世界代表戦を勝ち抜いて、正真正銘、10代女子最強の地位を手にした、わたし達みんなの目標の1人だ。今年の大会は、どういうわけか途中で欠場しちゃって、別の選手が世界最強の座に就いた。

「はい、一応ですが。チームナカジマの皆さんとの目標ですので」

10年計画で世界最強を目指そうって目標を掲げてるわたし達チームナカジマ。もちろんメンバーの一員であるアインハルトさんも、チームナカジマのチームメイトとして、そしてもう1つの目的の覇王流の威を示すために頑張ってる。

「?・・・いえ、それもそうでしょうけど、あなた・・・というか、覇王イングヴァルトとしてエレミアとの関係というか・・・」

「あの、それは一体どういう・・・?」

アインハルトさんとヴィクターさんは揃って小首を傾げる。ヴィクターさんは、アインハルトさんとジークリンデ選手との間に何かしらの関係がある、みたいな感じで話してたけど・・・。

「あなた、覇王流だけでなく覇王イングヴァルトの記憶も承継していると伺ったのだけれど・・・」

「はい」

「なら、エレミアの事も憶えているのではないの?」

みんなの視線がアインハルトさんに向かって、アインハルトさんは「すみません。全てを思い出しているわけではなくて・・・」って申し訳なさそうに目を伏せた。覇王の記憶は少しずつ、状況によって浮かび上がってくるみたいで、アインハルトさんの言うように全ての記憶を見られるわけじゃないみたい。

「そうでしたの。・・・判りましたわ。なら憶えておきなさい。鉄腕ジークリンデ、黒のエレミアという名を」

「はい、判りました」

それから談笑しながら食
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