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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica21約束〜Oath〜
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エル》――

「「っ!?」」

ヴィクターさんと番長ふたりの影から薄っぺらくて長い腕が生えてきて、2人を拘束した。

――輝き流れる閃星(サピタル)――

続けて2人の周囲に100発近い魔力スフィアがドーム状に展開されて・・・

――舞い振るは(コード)汝の獄火(サラヒエル)――

さらに炎で構築された魔力槍が何十本と穂先を2人に向けると・・・

――轟き響け(コード)汝の雷光(バラキエル)――

さらにさらにドーム状に放電してるベルカ魔法陣が12枚と展開された。子供組だけじゃなくて実際に仮想敵をしてるヴィクターさんと番長も息を呑んだ。

「まず相手を拘束し、次に魔力弾と魔力槍の一斉掃射で防御を削りきり、最後に砲撃の持続放射でライフを一気に消し飛ばす。基本的に相手に何もさせずに綺麗サッパリ吹っ飛ばすのが、俺の戦術だ」

「これは・・・さすがに耐えらんねぇな・・・」

「私もですわ。魔法陣からの遠隔砲撃12発、それが途切れることなく持続的に放射を続けられれば、さすがの雷帝の甲冑も耐え切れませんわ」

ルシルさんが指をパチンと全ての魔法が解除されて、ヴィクターさんと番長も解放された。それからヴィクターさんと番長は、ルシルさんとシャルさんとトリシュさんが交代で試合形式じゃなく、こう攻めたらどうするか、とか、こう攻められたらどうするかっていう風にシミュレーションを行った。

「いやぁ、すっげぇ貴重な体験が出来たぜ!」

「良かったっスね、リーダー!」

「まさかあたしらまで護身術を教わることになるなんて思わなかったっスけど・・・」

「でもかなり為になったぞ。痴漢程度なら一撃で沈められそうだ」

「防御魔法の穿った使い方なども、実体験したのでとても有意義な時間でしたわね」

すっごく満足げなヴィクターさんや番長たちと一緒に、わたし達もリングを後にする。途中、わたし達子供組は更衣室に寄って、トレーニングウェアから私服へと着替える。そんな中、「そういえばヴィヴィオ達って、ルシルさんから何を貰ってたの?」ってコロナが聞いてきた。トリシュさんとのシミュレーションの最中、ルシルさんがわたしとフォルセティとイクスとアインハルトさんに・・・

「あ、うん。えっと、プロミスリング?っていうのを貰ったよ」

プロミスリングをプレゼントしてくれた。わたしの親指にはめられた紐で出来たリングを見る。アインハルトさんは左手の人差し指、フォルセティは左手の中指、イクスは右手の人差し指にはめてる。

「発信機の役割があるみたいです」

「万が一、私やヴィヴィオさん、イクスさん、フォルセティさんが拉致されたとして・・・」

「私のリングがヴィヴィオ達のリングの座標を拾って・・・」

「僕た
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