第三十四幕:夜華に舞う虹
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します♪」
心桜「お着替え、お着替えっと!」
三人は、2階の部屋へと移動する。
時崎「凪咲さん!」
凪咲「はい?」
時崎「今日は、ありがとうございました。これ!」
俺は、凪咲さんから預かっていたお小遣いの残りを返す。
凪咲「あら? 残りは柚樹君のお小遣いにって話さなかったかしら?」
時崎「え!? でも結構な金額ですので」
凪咲「いいのよ! これからも七夏の事、よろしくお願いします」
時崎「・・・ありがとうございます。では、七夏ちゃんたちの為に、大切に使わせて頂きます!」
凪咲「ええ♪ 是非♪」
直弥「ただいま」
凪咲「お帰りなさい、あなた」
時崎「お帰りなさい!」
直弥「おお! 時崎君! 信号機の件、ありがとう! 直接お礼が言えてなくてすまない。凪咲から聞いてるよ」
時崎「いえ。俺自身も楽しめましたので!」
直弥「そうか!」
時崎「あと、無線ネットワークの設置と設定も済ませてますので」
直弥「時崎君は仕事が早いな!」
時崎「いえいえ。あ、無線ネットワークのアクセス用IDとパスワードは、直弥さんのお部屋の机の引き出しにメモを入れてます。凪咲さんにも同じメモを渡しています」
直弥「何から何まですまないね」
時崎「それは俺も同じです。凪咲さんや七夏ちゃんには、いつもお世話になってますので」
凪咲「ありがとうございます。柚樹君。あら? ナオ、その紙袋は?」
直弥「これかね? 駅前近くで売ってたんだ。今日は花火大会だったからね。プチカステラのおみやげだ」
凪咲「まあ!」
時崎「・・・・・」
直弥「!? 時崎君? プチカステラは苦手だったかい?」
時崎「いえ、好きですけど・・・」
凪咲「これ・・・柚樹君も同じおみやげを・・・」
直弥「そ、そうか!」
凪咲「ありがとう。二人からおみやげをもらえて嬉しいわ♪」
直弥「七夏は?」
凪咲「今はお風呂よ。今日は七夏のお友達も一緒。花火大会とお泊まりの日よ」
直弥「そうだったな。七夏の外浴衣は見れたのかい?」
凪咲「ええ♪ お友達も一緒でとっても可愛いかったわ♪」
直弥「そうか・・・僕も七夏の外浴衣姿を見たかったな」
時崎「写真を、撮ってますのでそれでよければ」
直弥「写真! そうか! 今年は時崎君が居て写真があるんだったな! 是非! お願いするよ!」
時崎「はい! 後ほど、アルバムにまとめてお渡しします!」
直弥「そうか! 楽しみにしてるよ!」
凪咲「私も楽しみだわ♪」
時崎「では、今日の撮影分もまとめますので、部屋に戻ります」
凪咲「はい♪」
部屋に戻って今日撮影した七夏ちゃん達の画像を、写真機からMyPadへと転送する。MyPadの大きな画面に映し出された七夏ちゃん達の浴衣姿は、記憶の中にあるのだが、華やかで嬉しくなっ
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