【魔法先生ネギま!】編
245 別荘≠ナの修業
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人形使い(ドール・マスター)≫としての能力だ。
しかもご丁寧に糸の一本一本が注連縄よろしく綯われている。……これではちょっとやそっとの力では千切れないだろう。
……エヴァンジェリンの指導>氛氓サれは地味に俺が望んでいたことだから良い。しかし、いろいろと不具合≠烽って…
「ふふふ、どうした? ≪赤い龍(ウェルシュ・ドラゴン)≫の力は使わないのか」
不具合≠サの1。エヴァンジェリンにドライグの事がバレた。エヴァンジェリンは前述した様に吸血鬼≠ナある。故に、ある時対価>氛氓ニ云うわけではないが、血を吸わせてみたところ、なんとナギ・スプリングフィールドがエヴァンジェリンに掛けていた登校地獄≠フ呪いが解けてしまった。
……その事を考えれば不具合≠サの1+その2か。
当初は俺もエヴァンジェリンも、どうしてナギ・スプリングフィールドのバカ魔力で掛けられたバグの様な呪いが解呪出来たか意味不明だったのだが、ドライグからの言葉で俺がドライグと魂魄レベルで同調していたのを思い出し得心がいった。
その昔、ドライグの最大のライバルであった≪白龍皇≫ことアルビオンを下して、アルビオンからその力を譲り受けてからそれ以来はドライグと俺は≪赤龍皇帝≫を自称しているが、その実質はやはり≪赤龍帝≫なのだ。
そして≪赤龍帝≫は力を高める存在であり、その血を口にすればどうなるかは、エヴァンジェリンと同じく吸血鬼である【ハイスクールD×D】のギャスパー・ヴラディが示してくれている。
更にそもそもな話、【東方Project】な世界線で幻想郷≠ェ出来る前にミネルヴァ──ミナを召喚した時、ミナの維持の為に“大嘘憑き(オールフィクション)”でちょっくらズル≠してMPをアホみたい増やしたりもしている。
エヴァンジェリンはそんな俺の血を飲んで、不意に急上昇した魔力にてナギ・スプリングフィールドに掛けられた呪いを打ち破ったのである。
……当然のことながら、訳知り顔で頷く俺にエヴァンジェリンも気付き──それが不具合≠サの1+その2≠フ顛末であった。
――“風花 風障壁(バリエース・アエリアーリス)”
俺はエヴァンジェリンの放った氷神の戦鎚≠風障壁≠ナ受け止める。10tトラックの衝突も受け止められるという風障壁≠ヘ割りと優れた防御魔法であるがその効果は一瞬。
……しかし俺からしたらその一瞬≠ナ十分だった。
――“魔法の射手(サギタ・マギカ) 火の一矢(ウナ・イグニス)”
「ぐっ!」
真っ赤な炎の矢が、千切れない? なら焼けばいいよね!≠ニ云わんばかりに俺の足ごと縛っ
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