後書き
[8]前話
先ずは、読んで頂いた皆様に心から御礼申し上げます。ありがとうございました。
さて、第一夜の草稿を書いたのは二十一歳の頃…もう二十年も経っていたのだなぁ…と、感慨深く思います。
当初から三十一話で終わらせるつもりで書き始めたショートストーリー集ですが、まさか…二十年も掛かるとは思いもしませんでした。
途中、作品から二話削除しており、「守護者」は作品にそぐわず、「ラベンダー」は別作品の下地にする為に削除しました。いつか日の目を見ると…良いのですが…。
作品はファンタジーからオカルト、恋愛、悲劇、コメディまで何でもありで書きました。気に入った話があると良いのですが。
基本、これらは寝物語の短な話として書いたものです。適さない話も、まぁ…ありますがね。
そのため三十一話…一月分にしました。
話の大半は不透明な終わり方にしてありますが、皆様はその後を…どう想像するのでしょうね。
ホラーでも…実はパッピーエンドになったり、コメディがホラーになったり…はたまた、寂しい話がギャクになったりするかも知れませんね。
こんな拙い小説でも、やはり二十年も掛けて完成させると…愛しく感じるものです。
またいつか、こうしたショートストーリー集を書きたいとは思いますが、歳を考えると無謀ですかね…。
それでは、この辺で終幕と致しましょう。
読んで下さった皆様に幸多からんことを。
平成三十年九月
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