第68話(2章終了)
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さん………そんなに気を落とさないでください。いつか必ず、わたくし達が全員揃ってハーメル村のお墓参りができる機会がありますわ。」
「………そうだね!それにしてもみんなの学生服や教官服、初めて見たけどとっても似合っているよ♪」
「えへへ………そうかな?」
「うふふ、デザインは悪くないけど欠点は毎日同じ服装で代わり映えしない事なんだけどね。――――それにしても前々から気になっていたけど、竜族って、みんな大人になったら美人かつスタイルが完璧になるのかしら?ミント達もそうだけど、ヴァイスお兄さんの側妃の一人も竜族だけど、その人もミント達のように綺麗なお姉さんでスタイル抜群だし。」
セレーネの言葉に力強く頷いたミントはティータ達の服装について誉め、ミントの誉め言葉にティータと共に同意したレンだったが、すぐにからかいの表情になってミントとセレーネを見つめた。
「あっ!私もそれについては前々から気になっていたよ。ミントちゃんやツーヤちゃん、それにセレーネちゃんの3人とも凄い美人さんで、胸も凄く大きいし………」
「え、えっと………」
「ううっ、隙あらば場を引っ掻き回そうとするレンちゃんの性格も相変わらずだよね………」
レンの言葉に頷いた後興味ありげな様子で見てくるティータの視線にセレーネは困った表情で答えを濁し、ミントは疲れた表情で溜息を吐いた。
「ユウナ、改めてになるが今回は本当にありがとう。再びクロスベルに現れた結社が撤退したのも君達の活躍のお陰だよ。」
「そ、そそそそ、そんなっ!あたし達のした事なんて、大した事じゃなく、実際に結社の執行者達と戦ったのはリィン教官達―――旧Z組や特務部隊の人達ですよ!」
ロイドに感謝の言葉を述べられたユウナは緊張した様子で答え
「フフ、でもオルキスタワーでは”道化師”と戦った上、勝ったのでしょう?第U分校に入学して僅か2ヵ月弱でそこまでの実力をつけていたなんて、本当に驚いたわ。」
「まあ、あの”化物”連中の相手を毎日放課後に強制的にさせられれば、嫌でも実力はつくと思うぜ?お嬢も知っていると思うがその”化物”の中にはあの”鋼の聖女”どころか、リィンと契約している異種族のお姉さん達も含まれているんだぜ?」
「そ、それは………」
「………………なるほど。ユウナさんはかつて”影の国”に巻き込まれたわたしのような状況―――いえ、それ以上の状況なのですか。心の奥底から同情しますよ………」
「ほえ〜?ユウナ、ブンコウに行ってすっごく強くなっているのに、どうして喜ばないの〜?」
微笑みながらユウナを称賛するエリィの感想に苦笑しながら答えたランディの話にエリィ達と共に冷や汗をかいたロイドは表情を引き攣らせて答えを濁し、ティオはジト目で呟いた
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