第68話(2章終了)
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面目な男だから、マキアスとも話が合うと思う。」
「ハハ、そうか。監査院と警察………どちらも”法”に関わる組織だけど、その役割は似ているようで全く異なる………今後の為にも色々と学ばさせてもらうつもりさ。」
「フフ、そういえばマキアス様は第二柱のファンとの事ですが、クロスベルに滞在していればその第二柱の新たな意中の相手であるセリカ様の事をよく知るのにもちょうどいい機会ですわね♪」
リィンの話を聞いたマキアスが今後について期待している中シャロンはからかいの表情で指摘し、シャロンの指摘にリィン達は冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。
「シャロン、貴女ねぇ………って、そういえばセリカさん、だっけ?あの後リィン達とちょっとだけ言葉を交わした後メイドの人達と一緒にクロスベルに帰って行ったようだけど………一体何を言われたのかしら?」
「え、え〜と………正確にはエマへの伝言なんだが………」
「え……………わ、私ですか?一体どのような事を伝えられたのでしょうか?」
ジト目でシャロンを睨んだ後ある事を思い出したアリサの質問に苦笑しながら答えたリィンの話を聞いたエマは不思議そうな表情でリィンを見つめた。
「『あの”蒼の深淵”とやらの魔女はお前の身内のようだから、身内として俺に付き纏わないように何とかしろ。あんな女に目をつけられても迷惑なだけだ』、との事だ。」
「ア、アハハ………」
「アタシ達であの女を何とかできるんだったら、今頃こんな状況になっていないわよ。」
「というかあんなにもたくさんの女の人達を侍らせておきながらあの蒼の歌姫であるクロチルダさんにあそこまで大胆な告白をされておきながら、断った上そんな事まで言うなんて罰当たり過ぎだろう………」
リィンのセリカからの伝言を聞いてアリサたちと共に冷や汗をかいたエマは苦笑し、セリーヌはジト目で呟き、マキアスは疲れた表情で呟いた。
「全くセリカったら………エオリアさんに飽き足らず、結社の”蛇の使徒”までハーレムの一人にしようとするとか、見境がなさすぎよ。」
「いや、リィンの話だとセリカさん自身は”蒼の深淵”の件についてはレーヴェみたいに迷惑しているって話だから、”蒼の深淵”はエオリアさんの時とは違うと思うよ。」
ジト目で呟いたエステルにヨシュアは疲れた表情で指摘し
「どうかしらね。確かレシェンテもそうだけど、エクリアさんも昔はセリカと敵対していたらしいけど、最終的にセリカの”使徒”になったんだから、その”蛇の使徒”もいつかセリカの”使徒”になるんじゃない?」
「ハ、ハハ………そうなったらセリカさん側の戦力が更に向上する事になるだろうね………」
ジト目である事を推測したエステルの推測を聞いたヨシュアは冷や汗をか
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