第68話(2章終了)
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中とは全然違うように見えるわね。」
「えっと………エステルさんは遊撃士との事ですが………やはり過去結社の執行者と刃を交えた事があるのですか?」
「うん。え〜と、ブルブランにヴァルター、ルシオラお姉さんにレーヴェ、それと直接戦ったことはないけどカンパネルラとも会ったことがあるわよ。あ、それと”碧の大樹”では結社じゃないけど、アリオスさんとも戦ったことがあるわよ。」
エマの質問に答えたエステルの答えを聞いたリィン達はそれぞれ冷や汗をかき
「ひ、一人でもとんでもない強さなのに、レオンハルト准将を含めた4人もの”執行者”やあのアリオスさんと戦ったことがある上”道化師”とも会ったことがあるって………」
「経歴がとんでもなさすぎだろ………――――って、そういえばアリオスさんはあれからどうなったんだ?」
我に返ったアリサはジト目でエステルとヨシュアを見つめ、マキアスは疲れた表情で呟いた後ある事を思い出し、リィンに訊ねた。
「あの後ヴァイスハイト陛下達に教えてもらった話だけど、昨日の星見の塔で想定以上の活躍をした”褒美”として今日一日だけ仮釈放されて、シズクちゃんと親子水入らずで過ごす事になっているらしいから、今頃はシズクちゃんと久しぶりの”親娘”として過ごしていると思う。」
「そうだったのですか………」
リィンの話を聞いたエマは安堵の表情をし
「それよりも、いいのか?こんな状況なのにセリーヌがしばらく俺の方に来てしまっても。」
リィンは自分の足元にいるセリーヌに視線を向けた後エマに訊ねた。
「ふふ、私も当てはありますししばらくは一人で大丈夫です。」
「それに今後の事を考えるとアンタには本来アタシ達が教えるべきであったヴァリマール―――騎神の操縦を含めた様々な事についても知ってもらった方がいいでしょうしね。しばらくアタシが鍛えてあげるわ。」
「わかった、よろしく頼む。――――くれぐれも元気で。何かあったら連絡してくれ。」
「はい………!セリーヌも、リィンさんのことよろしくお願いね。」
リィンの言葉に笑顔で頷いたエマはセリーヌに視線を向け
「ええ、アンタも気をつけなさい。」
視線を向けられたセリーヌは頷いた。
「マキアスは………しばらくクロスベルに残るそうだな?」
「ああ、第U分校(君達)と違って、監査院(僕達)は”研修”という名目でしばらく、エレボニアからクロスベル警察へと追いやられたからな。改めて父さんとも話し合う必要がありそうだし、これを機会に君やセレーネのリーダーであった”彼”とも、話したいと思っている。」
リィンの問いかけに真剣な表情で頷いたマキアスはユウナたちと話しているロイドに視線を向け
「そうか………ロイドはとても真
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