第33話:一旦改革は任せて??調査旅行に行きましょう!!
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ますが、街道の整備については僕の居ない間にも進めていって欲しいので、ウイリアムさんにはそちらの事をお願いしました。
ゾフィーさんとは各地から来る嘆願書の処理について、『事務局』の対応を話し合いました。僕が不在中に業務が滞らないように、綿密に調整をしておかないといけません。特に緊急を要する件が発生した場合は、各課長と調整して対処して貰う事と、父上への報告を行う事を確認しました。勿論、父上や母上にも相談して了解を貰うのと一緒に、僕が居ない間の事業のフォローも頼んでおきました。また、メアリーに拗ねられましたけどね。
次に必要な事は、皇帝に相談する事です。今日は休みではありませんが皇城まで行く事にしました。朝一番で鷹便を皇城に飛ばして、1時間後にそれを追う形で出発です。『ヴァルファーレ』に乗って、いつもよりのんびりと皇城まで飛んでいきました。何時の時代でも大事なのは’報’、’連’、’相’ですよね。今まで2回の調査旅行でも行く前に相談していましたから、今回の調査旅行についてもちゃんと相談しておかないと、後で何を言われるか解りません。相手は一応国のトップですからね。下手に拗ねられても困ります。
まあ、結果だけを言えば、「頑張ってな。怪我するなよ。」だけで話は終わった様な物でした。あれ?手紙でも良かったかな?
皇帝からの了解も貰えた事ですので、早速準備に入ります。いつもより長い期間の調査になりますからその分持っていく物も増えます。まず、エルフの集落へ持って行くお土産ですが、この前持って行った時に感じたエルフの人たちの喜び方から、持っていく物を選びました。やっぱり、貰って嬉しいと思ってくれる物を持って行きたいですよね。その他にもまだ持って行った事のない物もいくつか入れて、お土産の選定は終わりです。結構な量になりましたが、モッコ(:前にも使いましたが、大きな網で作った篭の様な物です。)の大きさに入るので良いとしましょう。
後は自分の生活用品です。食料は勿論、前回の倍以上用意しました。ただ、保存食になるので、どうしても飽きるんですよね。出来るだけ現地調達を考えていますが、食べられる獣とか木の実などが都合良く取れると良いのですが。海があれば魚も捕れると思いますが、内陸に入ってしまうと獲物を探すだけでも大変かもしれません。そういう時は『ヴァルファーレ』の探知能力に頼る事になるかもしれませんね。
連絡用の鷹便2羽とその餌も持ちましたが,その他に今回、初めて持っていく物として、交易中継点を決めた時に、その場所に設置する目印があります。後からもう一度来た時に解らなくなると意味がないので目印を置く事にしたのですが、かといって偶然他の誰かに見つかっても困りますから、余り目立たない目印にしました。『ヴァルファーレ』なら、かなり上空からでも見つける事が出来るのは確認し
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