第七千三百八話 将兵も兵士も
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第七千三百八話 将兵も兵士も
ドイツ軍は軍事費削減が続きました、そうすると必然的にでした。
「人員が減ってきたな」
「ああ、兵器もな」
ドイツとプロイセンは軍の中に入ってお話をしました。
「そうなってきたな」
「兵器もそうなってきた」
「悪いな」
プロイセンにしては珍しく申し訳なさそうです、そのお顔でドイツに対して謝る様にして言うのです。
「迷惑かけて」
「いい、相棒が謝ることではない」
ドイツはプロイセンの謝罪はいいとしました。
「問題はだ」
「ああ、これからだな」
「まずは東西の不均衡を解決してだ」
「それからだな」
「そうすれば軍も予算が戻る」
「そうなるか、けれど徴兵制はどうなるんだ?」
問題はこの制度でした。
ドイツは伝統的に徴兵制でしたがそれが本当に見直されようとしていました、これが人員の確保の問題に直結するのは明らかでした。
第七千三百八話 完
2018・9・29
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