168部分:第十一話 企み深い昼その十
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これが彼の望みなのであった。彼にとってはかけがえのない望みである。
「それだけなのだ」
「その為にですね」
「あの記事については。私が何とかしよう」
まだそのつもりだった。王は。
「絶対にな」
「有り難うございます」
「あの記事を書いた者が誰かは知らない」
あえてだ。そこはぼやしての言葉だった。
「しかしもう二度とだ」
「書かれないことをですね」
「それを望む。自重してもらいたい」
ビューローにだ。話していく。そのワーグナーの弟子にだ。
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