暁 〜小説投稿サイト〜
永遠の謎
168部分:第十一話 企み深い昼その十
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話

 これが彼の望みなのであった。彼にとってはかけがえのない望みである。
「それだけなのだ」
「その為にですね」
「あの記事については。私が何とかしよう」
 まだそのつもりだった。王は。
「絶対にな」
「有り難うございます」
「あの記事を書いた者が誰かは知らない」
 あえてだ。そこはぼやしての言葉だった。
「しかしもう二度とだ」
「書かれないことをですね」
「それを望む。自重してもらいたい」
 ビューローにだ。話していく。そのワーグナーの弟子にだ。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ