第二十一話 vsレッドドラゴン
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
壁にめり込み、左腕を食われた状態となったファリン。
ついに獲物を捕えた感触を感じたレッドドラゴンが、ファリンの腕をくわえたまま顔を上げ、ファリンがぶら下がる。
その瞬間を狙って、ファリンは右手の杖をレッドドラゴンの首に向けた。
そして放たれる切り裂く魔法。
だがただの切り裂く魔法じゃない。溜めに溜めた、詠唱を続けに続けた、一生のうちに撃てるかどうか分からないほどの特大級の切り裂く魔法だ。
次の瞬間、ブシュッとレッドドラゴンの首の下の逆鱗が裂けた。
レッドドラゴンの巨体が、横に倒れた。
「……兄さん…。」
ファリンは、失血と痛みによって薄れていく意識の中、呟いた。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ