第八話 オークと一緒に作ったパン
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見つめた。
ファリンは、まっすぐ、オークのリーダーの視線を真っ向から受けとめた。
やがて…。
「地図を持ってこい。」
そして持ってこさせた地図の、ある部分を指さした。
「ここから二階層下、西居住区の辺りで見たのが最後だ。」
「……! ありがとうございます!!」
ファリンは、満面の笑みを浮かべ、頭を下げた。
「……あの、それと…、これからはこの迷宮を手に入れるということを、兄さんを助けたら、兄さんと一緒によく考えながら探索します。」
「オークに捕まってパンを作るような奴が王になるなんて思えんがな。」
「えっと……。」
「まあ、がんばれよ。」
オークのリーダーは、そう言って、ファリンのコップに酒を注いだ。
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