暁 〜小説投稿サイト〜
ダンジョン飯で、IF 長編版
第八話  オークと一緒に作ったパン
[6/6]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
見つめた。
 ファリンは、まっすぐ、オークのリーダーの視線を真っ向から受けとめた。
 やがて…。
「地図を持ってこい。」
 そして持ってこさせた地図の、ある部分を指さした。
「ここから二階層下、西居住区の辺りで見たのが最後だ。」
「……! ありがとうございます!!」
 ファリンは、満面の笑みを浮かべ、頭を下げた。
「……あの、それと…、これからはこの迷宮を手に入れるということを、兄さんを助けたら、兄さんと一緒によく考えながら探索します。」
「オークに捕まってパンを作るような奴が王になるなんて思えんがな。」
「えっと……。」
「まあ、がんばれよ。」
 オークのリーダーは、そう言って、ファリンのコップに酒を注いだ。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ