72.ハッピーエンドは廃れない。
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認めちゃったよ…
気付いたら、この二人は付き合っていた。
お父さんが執務を抜け出して、ちょくちょくラインハットに行っていたからポピーもコリンズ君と親しくなったんだ。
「何、アレ?ティミーは彼女が出来ないからって、私に嫉妬してるの?」
ポピーはだんだん性格がお父さんに似てくる。
きっとコリンズ君は苦労する。
可哀想に…
「あ!?それともアレ?リュリュに逢いたかったのかしら?愛しいリュリュに!?」
リュリュは外見はお父さんを女性にした感じの美人だが、性格は母親のシスター・フレアの様に優しい女性に成長してる。
僕の初恋の女性だが、よりによって腹違いの妹だった。
早めに判って良かった。
あと2.3年後だったら………
「手ぇ〜出しちゃいなさいよ!お父さんの自業自得なんだから!構う事無いわよ!ピエールみたいに思い切って踏み出してみなさいよ!何だったら駆け落ちでもしちゃいなさいよ!応援するわよ?」
も〜コイツ最悪…早くラインハットへ嫁げよ!
妹には不自由してないから、一人くらい嫁いでも悲しく無いよ!
「分かったから黙れ!じゃ、ラインハットへ行こうよ!」
疲れ切った僕と、ニヤけ顔のポピー。
テラスまで出てポピーがルーラを唱える。
ルーラで空を飛びながら思う。
僕はとても幸せな人間だと…
お父さんとお母さんの子供に生まれて良かったと…
ティミーSIDE END
人が居て、営みがあり、人が増える。
他人が友となり、男女が恋をする。
絆を以て人々は繋がり栄えて行く。
ハッピーエンドへ向けて…
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