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緑の楽園
第二章
第26話 神からの祈り
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朝起きたら仙骨のあたりが痺れていそうだ。

 でも、なんだろう。
 不思議と、体の末梢から疲れが癒されていく感じがする。

 俺は別にワイワイガヤガヤが好きなわけではない。むしろ嫌いなほうだ。
 しかし一人でないということを、安心だと感じる。
 やはり自分勝手な生き物なのだろう。

 フカフカ腹枕の上でそんなことを考えながら、俺は眠りに落ちていった。
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