第67話
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ウス卿の………?」
「ああ。そしてエステル君は”百日戦役”の英雄であるカシウスさんの娘であり、世界で一人しかいない遊撃士達の頂点たる存在―――――”ブレイサーオブブレイサー”にしてメンフィルから”侯爵”の爵位を貰った自由貴族であり、そしてあの”空の女神”の血を引く”空の女神の末裔”さ♪」
「なっ!?そ、”空の女神”の………!?しかも”百日戦役”で活躍したあのリベールの”英雄”の娘だなんて………!」
「そ、そういえば以前オリヴァルト殿下達から”空の女神”に子孫が存在して、その一族が今も存続し続けている話を聞いたことはありますが………」
「まさかアンタがかの”剣聖”の娘にしてあの”空の女神”の末裔とはね………」
リーゼロッテ皇女の質問に答えたオリヴァルト皇子の答えにその場にいる多くの者達が驚いている中マキアスは信じられない表情で声を上げ、エマは驚きの表情で真剣な表情を浮かべているセリーヌと共にエステルを見つめた。
「あたしとしては不良中年親父はともかくあの自称”ただの新妻”の子孫に見られたくないんだけどね………ま、それはともかく。――――初めまして!あたしの名前はエステル!遊撃士のエステル・ファラ・サウリン・ブライトよ!よろしくね、Z組と第U分校のみんな!」
「同じく遊撃士のヨシュア・ブライトです。サザ―ラントでは僕達の遊撃士仲間のアガットさんやフィーに協力してくれてありがとうございました。」
「ミントは二人の義娘でママ達と同じ遊撃士のミント・ルーハンス・ブライトだよ!よろしくね!」
「――――我が名はフェミリンス。様々な事情により彼女達と共に遊撃士稼業を務めていますわ。以後お見知りおきを。」
エステルは疲れた表情で溜息を吐いてジト目である人物を思い浮かべた後気を取り直して自己紹介をし、エステルに続くようにヨシュア達も自己紹介をした。
「貴女達がカシウス卿の………――――お初にお目にかかりますわ。わたくしの名はアルフィン・シュバルツァー。リィンさんの妻の一人でオリヴァルトお兄様の妹の一人ですわ。4年前は兄のお世話をしていただき、ありがとうございました。」
「へ………ってことは貴女が”七日戦役”の件でリィン君と結婚したオリビエの………アハハ、別にあたし達はお礼を言われるような事はしていないわよ。そこのスチャラカ皇子のストッパーは主にミュラーさんとシェラ姉だったし。」
(兄上………)
自己紹介をしたアルフィンの話を聞いたエステルは目を丸くした後苦笑しながら答え、エステルの話にその場にいる全員は冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中クルトは疲れた表情で兄の顔を思い浮かべた。
「エステル………時と場合を考えて発言しなよ………下手したらここにいる人達のオリヴァルト皇
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