第67話
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「アハハ……ミントは前と同じだと思うよ?ミュラーさんがいても、オリビエさんはいつも通りだったし。」
「二人とも、この場には他の人達もいるんだからそういうことを口にするのは慎んだ方がいいと思うよ………?」
「フウ………ミントもアストライアのように段々とエステルの悪影響を受け始めてきていますわね………」
するとその時エステル達が姿を現した!
「おや………」
「あ…………っ!」
「フッ、まさに”勢揃い”の状況だな。」
「……!?(あの黒髪の野郎はまさか………!)」
「………………」
エステル達の登場にオリヴァルト皇子は目を丸くし、ティータは嬉しそうな表情をし、ヴァイスは静かな笑みを浮かべ、ヨシュアの顔を見た瞬間左目が疼いたアッシュは左目を抑えながらヨシュアを睨み、アッシュの様子に気づいたミュゼは真剣な表情を浮かべ
「お疲れ様です、エステルさん、ヨシュアさん、ミントさん、それにフェミリンス殿。貴女達も第Uの見送りに?」
「うん!リィン君達に挨拶をしたかった事もそうだけど、ティータとも話をしたかったしね!」
「ハハ、そういえばティータは”リベールの異変”時、共に解決したエステル達の仲間だったな。」
リセルの問いかけに答えたエステルの話を聞いたリィンは苦笑しながらティータに視線を向けた。
「エステルお姉ちゃん、ヨシュアお兄ちゃん、ミントちゃん!」
するとティータは嬉しそうにエステル達に駆け寄り
「久しぶり、ティータ。最後に会ったのは第U分校への入学前だから2ヵ月ぶりくらいかな?」
「第U分校では友達ができたかしら?」
「うん!みんな、とっても優しい人達で、授業も新鮮で為になる内容ばかりで毎日がとても楽しいよ!」
ヨシュアとエステルの問いかけに対してティータは嬉しそうな様子で近況を伝え
「アハハ……授業が楽しいって、さすがはティータよね。」
「ティータのそういう所はエステルも見習うべきだと思うけどね。日曜学校どころかジェニス王立学園に短期間いた時も、君、頻繁に居眠りをしていただろう?」
「うっさいわね!そんな昔の事をここで持ち出さないでよ!?」
「ア、アハハ……」
「ハア………将来生まれてくるアストライアに”母”としてどのような教育をするのか、考えただけで頭が痛くなってきますわね………」
「クスクス………」
エステルとヨシュアのいつものやり取りの様子にその場にいる全員が呆気に取られている中ミントは苦笑し、フェミリンスは呆れた表情で溜息を吐き、ティータはエステル達の様子を微笑ましそうに見守っていた。
「えっと、お義兄様。もしかしてこの方達が4年前のお義兄様のリベール王国の旅行時にお世話になったカシ
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