第67話
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。ただいま、キーア。いい子にしてたか?」
「うん!昨日は赤ちゃんがいるセシルの”定期健診”の為にシズクと一緒に病院に付き添ったんだよ〜!」
「そうか………ありがとうな、キーア。」
嬉しそうに報告するキーアの頭をロイドは優しくなでた。
「フフ、長期の出張、お疲れ様、ロイド。」
「お帰りなさい、ロイドさん。もしかしてロイドさんもランディさん達の見送りに?」
「ああ、何とか間に合ってよかったよ。」
「ハハ、それにしては絶妙なタイミングじゃねぇか。まさに”真打ち登場”ってか?」
エリィとティオに労われたロイドは頷き、ランディは苦笑した後からかいの表情でロイドを見つめた。
「ハハ………別にそんなつもりはないんだが………―――――久しぶりだな、リィン。」
「ああ……”碧の大樹”の件以来だから、こうして直に会うのは1年半ぶりになるな。今レン教官から聞いたけどユミルを撤退ルートに選んだレクター少佐達と戦ったんだって?少佐達が父さんや郷の者達と接触する前に無力化してくれて、本当に助かったよ。」
「ユミルや父様達を私達の代わりに守ってくださり、本当にありがとうございます。」
ロイドと対峙したリィンはエリゼと共に感謝の言葉を述べ
「いや、結果的とはいえクロスベルの事情に君達の故郷まで巻き込みかけたのだから、そのお詫びとして俺達は当然の事をしたまでさ。」
「それでも本当に感謝している。―――ありがとう。」
「”七日戦役”で頂いたメンフィルの恩を仇で返そうとしていた我が国の愚行を止めて頂き、本当にありがとうございます………」
「えっと、貴女は………?」
アルフィンは頭を下げて感謝の言葉を述べ、アルフィンと初対面のロイドは不思議そうな表情でアルフィンを見つめた。
「フフ、そういえばまだ名乗っていませんでしたわね。1年半前のエレボニアの内戦終結後”七日戦役”の和解条約に従ってリィンさんの7人目の妻としてリィンさんに嫁いだアルフィン・シュバルツァーと申します。ロイドさんの事はリィンさんやオリヴァルトお兄様達から伺っておりましたわ。」
「ええっ!?貴女がオリヴァルト殿下の………!」
アルフィンが自己紹介をするとロイドは驚き
「えっと、リィン。もしかしてそちらの人が貴方とセレーネがかつて所属していた………?」
「っと………そういえばまだ名乗っていなかったな。俺はクロスベル軍警察捜査一課所属、ロイド・バニングス捜査官。かつてはリィンやセレーネが所属していた”特務支援課”のリーダーを務めていた。君達は確か”旧Z組”だったね?君達の事はリィン達から聞いているよ。俺達の代わりにクロスベルの事件を解決してくれてありがとう。」
ロイドの事が気になったアリサがリィンに
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