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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
第67話
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察関係者でもないのに、”結社の残党”の捕縛を手伝わせてしまって。」

「いえ………”三帝国交流会”が行われている影響で治安維持に関わる関係者達が多忙なのはかつてクロスベル警察に所属していた者として理解していましたから、かつてクロスベル警察にお世話になっていた身として………そして元特務支援課の一員として動いたまでです。」

「………ですね。ちなみにクロスベルに潜伏していた人達はランディさん達の分も含めて”お仕置き”しておきましたよ。」

「ハハ、ティオすけにやられた連中には同情するぜ。」
からかいの表情のエルファティシアの言葉に頷いたヴァイスはエリィとティオを労い、エリィは静かな表情で会釈をして答え、ティオの話を聞いたランディは苦笑していた。

「ええっ!?じゃあエリィ先輩達も関わっていたんですか……!?」

「そ、そういえばティオ主任はヴァイスハイト皇帝陛下の要請によってエリィさんやセティさん達と協力する”仕事”があると言っていましたけど……もしかしてその”仕事”が……!」

「クロスベルに潜伏していたエレボニアの諜報関係達の逮捕という訳だったのか………と言う事はロイド君やエステル君達も、各地で”結社の残党”認定されたエレボニアの諜報関係者たちを捕らえたのかい?」

「ええ。ちなみにエレボニア方面の遊撃士協会からの応援で旧Z組の関係者であった”紫電(エクレール)”と”西風の妖精(シルフィード)”も結社の残党の一斉検挙に協力してくれましたよ。」

「サ、サラ教官とフィーまで……っ!?」

「まさか旧Z組(私達)の関係者まで関わっていたなんて………」
ユウナが驚き、ある事に気づいたアリサが不安そうな表情で呟き、アリサの推測を重々しい様子を纏って口にしたオリヴァルト皇子の質問に答えたリセルの説明を聞いたマキアスとエマは信じられない表情をした。

「………………あの、ヴァイスハイト陛下。我が国の者達が貴国に大変なご迷惑をおかけしていながら勝手な申し出と思われますが、貴国が捕らえた我が国の者達の返還の交渉をさせて頂けないでしょうか……?」
「ロッテ……」

「あー……せっかくの申し出の所悪いが、連中の返還の交渉についてリーゼロッテ皇女もそうだがオリビエも関わる事はできない。――――というか、むしろ交渉に関わったらエレボニア(そちら)にとってもそうだが、クロスベル(こちら)にとっても面倒な事態になりかねないから、連中の返還の交渉についての交流会に来ているVIPの面々の参加は遠慮してもらう。」

「……?それは一体どういう意味だい?」
複雑そうな表情で黙り込んだ後決意の表情になって申し出たリーゼロッテ皇女の様子にリーゼアリアが心配そうな表情を浮かべている中困った表情でリーゼロッテ皇女の申し出を
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