第67話
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レボニアは手放してしまったことを痛感するね………」
「殿下………」
ヴァイスの話を聞いたトワは呆けた声を出し、アルフィンは辛そうな表情をし、静かな表情で呟いたリーゼロッテ皇女の提案に頷いて疲れた表情で溜息を吐いたオリヴァルト皇子の様子をクルトは心配そうな表情で見守っていた。
「ユーディット皇妃陛下か………僕もユーディット皇妃陛下の人柄やクロスベルでの活躍は新聞等で知っていたけど、今の話といい、とてもあの前カイエン公爵の娘とは思えない聡明な人物だな………」
「そうね。まさに言葉通り”鳶が鷹を産んだ”としか思えない貴族令嬢よね。」
「セ、セリーヌ。」
静かな表情で考え込んでいるマキアスの言葉に頷いたセリーヌの感想にエマは冷や汗をかいた。
「ま、そういう訳で第U分校の諸君は遠慮なく受け取るといい。――――まだ、何か言いたいことはあるかな、アーヴィング少佐?」
「いえ………――――お前達、ヴァイスハイト陛下達の寛大な心に感謝し、そして陛下達の期待を裏切る事がないようにこれからより一層精進するように!わかったな!?」
「イエス・サー!」
そして第U分校の生徒達はセティ達が持ってきたセティ達特製の武装の受け取りやサイズの調整等を始め、その間にリィンはアリサ達と今後について話し始めた。
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